2019年度

水産物へのニーズが高いマレーシアではトップダウン型の漁業管理が行われていますが、十分に機能しているとはいえず、地域管理型漁業の推進が求められています。ここでは、地域漁業者の連携強化が必要であり、漁業者らが協力して運用する小型定置網がマレーシア西岸に試験的に導入されています。この漁具の国内での展開が求められていますが、現在の制度では固定漁具の一つである定置網は許可することができないため、定置網の許可制度の制定が求められています。この卒業プロジェクトでは、マレーシアの漁業許可制度をまとめた参考書の分析結果と水産局職員によるレクチャーによる情報をまとめるとともに、プロジェクトサイトにおいて現在の制度の実態を把握し、定置網の許可制度設定に必要な事項を考察しました。

2018年度

経済的に発展し続けているマレーシアでも水産物への国民のニーズは高くなっており、
引き続きとる漁業へも期待され続けています。一方で、漁業者らの所得は他の産業と比較して低水準であり、マレーシア西岸のプロジェクトサイトを中心に、地域の水産物の利活用による地域の基盤向上をめざしたプロジェクトが開始しています。この卒業プロジェクトでは現地での水産物の利活用法の提案に先立ち、マレーシアで普及している水産物の加工品や料理について調査し、日本ならではの利活用法の導入について検討しました。