研修最後のまとめ

6月からはじめたJICA技術研修もいよいよ最後の講義となりました。講義といっても、最後の振返りや総括的な時間としました。
責任ある漁業・持続的利用は長い間課題とされていながら、なかなか達成できるものではありません。コミュニティ強化やそれに必要なノウハウも必要でしょう・・・というねらいで進めていますが、自分たちの経験、問題点を共有し合い、討論しあうというのは、まさに協学の姿だと思います。
10カ国からの研修生は、それぞれの事情があり、言葉も文化も違います。この中で、ようやく一方通行の知識・経験伝授ではなく、相互の協学ができはじめたように感じました。研修のコーディネートも何度やってもなかなか難しいものです。この研修生とのやりとりの中に、自然に学生さんがどんどん参加できる環境ができると良いなとも思いました。