JICA課題別研修【資源管理型漁業の推進】-オンラインが無事終了しました。
国際協力機構JICAより受託していた課題別研修【資源管理型漁業の推進】をオンラインで1月より実施していましたが、無事終了しました。研修にはエリトリア、フィジー、マダガスカル、マーシャル、モーリタニア、スリランカおよびタンザニアから合計8名が参加し、水産資源の管理と有効利用に関する知識を修得しました。
最終日の成果発表会では、自国における水産資源に管理と有効利用の推進に関する問題点と講義で学んだ解決方法について紹介され、研修の評価も同時に行われました。発表会直前にはフィジーへのハリケーン通過もあり、最終的には3名がオンラインの閉講式に参加できたにすぎませんでした。
オンライン研修はライブ式とオンデマンド式を併用して進めましたが、ネットワーク速度や安定性の事情や国によっては主な手段としていたYouTube配信ができないことを含め、来日による研修とは異なる事情もあり、効果的な研修の実施について課題でてきました。
反省会もすでに実施済で、研修内容や教材の見直しをすすめ、2021年度実施に向けた準備をはじめることになります。弊学の先生方のみならず学外の先生方にも協力いただいての研修で、また、研究室の学生さんには研修コンテンツの作成で協力をいただいています。多くのご尽力に感謝いたします。